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2024年4月16日
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やっぱり好きだから・・・

 
居酒屋 2019-05-05 09:25:55
自分の想いや感情をそのまま見事に表現のできるCクラスの子供達。体験会の子供達とCクラスの仲間達と合同で、紅白戦を行いました。チーム分けは、チームのキャプテンと副キャプテンに任せましたが、チームのパワーバランスが整わず、キャプテンが「そんなのやりたくない」と、癇癪を起し、グラウンドを出ていきました。
彼抜きでチーーム分けをして、体験会紅白戦が始まりました。「楽しく!!」が」大前提の主催の体験会でしたから、そこはブレずに、来ていただいた親御様も、子供達も笑顔いっぱい楽しんでいただいておりました。グラウンドの外に出ていったはずのキャプテンはどこに?
遠いところから楽しそうに行われていた体験会紅白戦を見ていました。少しずつ、楽しさに惹かれてか、紅白戦に近づいていました。色んな親御様に声を掛けられ、説得されている様子です。
次第にキャプテンは、試合のベンチの中に入り、何かきっかけを探っている様子。
私のそばにやってきて、何か言いたげな様子。試合には参加していません。私はそういった様子をずっと見守っておりました。そして、信じて待って。おりました。
やがて体験会紅白試合は終わり、子供達はお昼ご飯の時間。
キャッチャーの道具やヘルメット等の球団道具を率先して片付けるキャプテン。仲間達は、もうすでに昼食を摂っていたり、遊んでいたり・・・
意地悪な私は、キャプテンに声を掛けました。
「球団道具の片付けもまだ終わっておらず、勝手にお昼ご飯を食べている仲間達がいるね」
「みんなを集合させて、グラウンド挨拶をみんなでやってから、みんなでご飯を食べよう」と
道具も片付き、グランド挨拶を終え、みんなでお昼ご飯。私はキャプテンを呼び、二人で話をしました。
彼の肩に手を回し、二人でグラウンドを見つめながら・・・
「みんなとの楽しい時間を過ごせなくて、寂しかったね。損しちゃったね」
「どんなことも楽しむためにはね、少しの勇気と努力が必要だよ」彼は突然涙を流しました。
「もうそんな風にならないように、次からは頑張っていこうね」
そして「意地悪してごめんね」と、私はそう心の中で囁きました。

癇癪を起した彼でしたが、必ずグラウンドに戻ってくる。私にはその自信がありました。
楽しそうにしているところには人は集まり、そして何より、彼は、野球と仲間が大好きだから・・・
子供の涙には、いつもやられてしまいます。しばらくは彼と目を合わすのも恥ずかしい私の目でしたから・・・

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