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悔しさ

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伊藤 闘志也 投稿日時 2011年11月13日 17:12:06
このお話はOBの子供達のお話ですが、気持ちの良いお話なので書いてみます。

そのお話の主人公、Y君が4年生の時のお話

Cチームとして、他連盟の大会で準優勝をしました。
帰ってきた夜にお店を借りきり盛大な祝勝会!

その祝勝会の時、僕は何気なくY君に
「おめでとう、良かったな」
と、声をかけました。

すると、Y君は少し寂しげに
「嬉しくないですよ」
と、一言

そう、Y君はこの大会はベンチには入っていたものの、
レギュラーとして試合には出ていないのです。

彼は、当時のレギュラー達が抜けた時にその穴を埋める
スーパーサブ的な存在でした。

悔しさからなのか、声をかけた僕の視線を逸らすように目を潤ませます。
僕は彼に

「Y、こういう大会で成績を残すのは、試合で活躍してる子供だけやない
それを支えるメンバーも重要なんやで
お前が後ろに控えてくれるから皆一生懸命ガンバレるんやで」

と、声をかけたのですが更に目を潤ませ
「でも、出たいですよ」

そのやり取りを聞いてたレギュラーの同級生達が彼に

「Yがおるから勝てたんやで!」
「一生懸命声出してくれてるやん!」

口々に彼に声をかけます。
素晴らしい子供達だと思いました。

試合に出れなくて、悔しさで涙することができるY!
そういう悔しさが、バネになったのでしょう

6年生になった時には大阪でもトップクラスといっても言い過ぎではない、
素晴らしい外野手へと成長しました!
小さな体なので打撃はずば抜けてるわけではないですが、
誰もが彼のガッツ溢れるプレーには感動したと思います。

彼からは、試合に出れるのが嬉しい!
野球が楽しい!
そんな気持ちが溢れてきてました!

試合に出れるのが当たり前でなく、そんな悔しさを経験した
彼だからこそ大きな成長を遂げたのでしょうね

また、その彼を励ますことが出来るチームメイト!
強くなるわけですね。

今の子供達にも、そういう負けん気!
強い心をもってほしいものです。

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