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口は災いの元(後編)

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渉太の父 投稿日時 2018年5月29日 22:38:54
今年になってから
公式戦でヒットすら打てない
うちの愚息がホームランを打つなんてありえない。
そう思っていました。
ありえないことなので
万が一、ホームラン打ったら
もっと高いキャッチャー道具を買ってあげる。
だからがんばれ。
(どうせ打つわけないんだから、多少高くてもいいよ。)
と思っていました。

そして、迎えた公式戦の試合。

1回の表から4点取られて
その裏の攻撃。

とりあえず1点返して
うちの愚息がバッターボックスに入ります。

思いっきり振り抜いたバットに当たった打球は
三塁線ぎりぎりを飛んで行って
レフトの守備を超す長打コース。

打ったバッターは2塁をまわって3塁へ。

やっとレフトが取った打球は外野の中継に投げたところ。

バッターは、迷わず3塁ベースも蹴って
ホームへ向かいます。

スライディングしてホームへ生還。

あれ、これって
ランニングホームラン?

ヒットすら打てなかったうちの愚息がホームラン!?

満面の笑みで監督やコーチたちとハイタッチしています。
応援に来ている父母ともハイタッチしています。
嬉しそうな、そして、自慢げな顔してこっちにやってきます。
父である自分とハイタッチするときに
「おとうさん、キャッチャー道具を買ってもらうからね。」

覚えていやがったか。

なんにも約束していないとヒットを打たないのに
ちょっと口を滑らせて約束したら
ホームラン打ちやがった。
我が息子ながら憎たらしいです。

それで満足したのか
2打席目は見逃しの三振。
ちょっぴり
イラッときたのは内緒です。

結局
試合の後の日曜の夕方に大型スポーツ用品店に家族で出かけて
キャッチャーミットを買わされました。

野球やっている息子や娘をもつお父さん・お母さん、
口は災いの元です。
軽はずみな約束はしないようにしましょうね。

(おしまい)

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