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ポップアスリート野球教室レポート

第22回 9月5日(日)

東和フェニックス洛央メジャーズ

2010年9月5日京都府京都市で、東和フェニックスと洛央メジャーズを対象としたポップアスリート野球教室を行いました。今回の講師は関西独立リーグ神戸9クルーズ、池内監督、今村圭佑投手(11)、武田翔平選手(7)、李秀範選手(14)、山田悠輔選手(3)です。
桂川の河川敷近くにある塔ノ森公園は9月とは思えない熱波を感じながら、ミニゲーム開始です。この日は東和フェニックスが授業参観の影響でメンバーが少ないため選手を混同させてのミニゲーム。池内監督はいつものごとくゲーム中に気づいた事などをチェックされます。この日は上級生の投手交代が多く、池内監督も忙しそうでした。

ミニゲームの後は、野球教室の始まりです。開始の挨拶を終えると、まずは基本のキャッチボールです。まずは今村投手によるボールの握りと踏み出す足の出し方の説明後はタップリ15分間のキャッチボール。その次は、個人個人によって違う投球時のバランスチェックのために片足立ちキャッチボールを行いましたが、保護者・コーチも一緒になって片足キャッチボール参加です。子供達は意外に難しいキャッチボールに悪戦苦闘しながらも、普段は何気ないキャッチボールも難しいことに気が付きます。やはり送球が上手な子は片足立ちでもスムーズです。いかに下半身が大事かということですね。

その後は、武田選手による走塁練習。どうしても慌てがちで、無駄な動きの多い、リードの取り方を教わるだけで選手のリードがいつもより大きくなるそうです。
きっとリードの時点で余裕ができるのでしょう。牽制を行う投手役には今村投手が立ち、より真剣度合いが増しますね。この日は捕手に山田選手が入り、座りながらの送球で子供達の盗塁も阻止しまくってました。子供達は少しでもセーフになるために自然にスライディングを行うなど実戦練習さながらの光景が続きました。

その後は打撃チームとバッテリーチームに分かれ、打撃チームは山田選手と李選手にタイミングの取り方の基本を教わりながらのティーバッティング。バッテリーは投手講師に今村投手と池内監督が入り、キャッチングには武田選手が入るという豪華なメンバーで技術指導が行われました。どうしても力任せになりがちな投球フォームをする子供達に、池内監督からドンドン出てくる様々なアイデアは指導者の皆様を充分納得させる内容だったと思います。

そして終盤は選手・指導者さんが講師に質問を投げかけ、時に身振り手振りで回答を行う質疑応答の時間を設けた後、両チームの選手・保護者・指導者全員による記念撮影を行い野球教室を終了しました。

終了後にチームからの要望で講師役の選手による守備練習のお披露目が行われ、選手達は間近で見る堅実かつ華麗なプレーに感嘆の声を上げていました。
その後も子供達が池内監督や選手にサインを求め、快くそれに応じる9クルーズ方々との楽しい時間が続きました。

この日は基本と実践両方の練習が行え、参加した指導者からも「非常に勉強になりました」との感想をもらいました。

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